土筆

「ミニ盆栽始めてみませんか?」春におすすめ盆栽&山野草

コラム:盆栽情報

こんにちは。土筆です。

盆栽というと、”ご年配の方の趣味” ”色々な決まりがあって難しそう”などのイメージがあるかもしれません。
ですが最近ではミニ盆栽といわれる小さなサイズの盆栽が若い世代の方からも注目を集めています。ミニ盆栽とは鉢の中にコンパクトサイズに仕立てた盆栽のことで、初心者の方でも手軽に楽しむことができます。

ベランダで育てたり、インテリアとしても楽しめることから若い女性の中にも愛好家の方が多くいらっしゃいます。サイズは小さいながらも、鉢に映し出される四季の風情を味わうことができるのがミニ盆栽の魅力です。

今回のコラムvol.3では春におすすめの育てやすいミニ盆栽&山野草をご紹介します。

木瓜(ぼけ)は昔から花を楽しむことから花色が豊富なことが魅力です。庭木としても人気のある花木で春の訪れと共に、葉っぱが芽吹くよりも先に可愛い蕾がでて花を咲かせ、花が終わると結実し実をつけます。

育て方

基本は外での管理になりますが、1週間程度なら室内で楽しむ事もできます。鉢での管理の場合、春はしっかりお日様に当ててあげ夏場は日差しが強すぎるため半日蔭で管理します。秋、冬も春と同様に日差しある所で管理します。水やりは、春、秋では乾いたら底から出るまで与えます。夏は、朝と夕方にたっぷり与えます。冬は、控えめに2~3日に一度与えます。

春の訪れと共に開花し、可愛い花が魅力で愛好家も多い人気の山野草です。綺麗な花びらに見えるものは花のガク片になります。さまざまな花色とガク片の変化に魅了されます。

育て方

高山植物である雪割草は、高温多湿が苦手です。花が咲く春以外は、直射日光を避けて半日蔭で管理します。鉢で管理する場合は、水はけの良い物を選ぶといいでしょう。寒さには強い植物でマイナス4~5度くらいは耐えれます。水やりは多湿を嫌う植物なので土の表面が乾いたらたぷっり与えるようにしましょう。

春の暖かさと共に芽吹いた姫ギボウシ。葉っぱも魅力の一つですが、紫色の花色も綺麗で人気です。大型種と違って小さめで可愛い葉っぱが魅力。夏場は涼しげな風合いを楽しめます。

育て方

半日蔭向きの植物なので午前中だけ日が差し込む場所がおススメです。葉焼けを起こしやすいので直射日光には気をつけます。水やりは土が乾いてからたぷっりと与えます。

可愛らしい芽吹きや可憐に咲く花の姿を見たりと、春の植物は見どころがたくさんあります。見ごろを迎えたあとも四季によって徐々に変化していく姿には何とも言えない趣深いものがあります。
小さな盆栽でも水やりや剪定など少しの手間がいりますが、身近に美しい自然の景色をとりいれることができるのがミニ盆栽の魅力です。ミニ盆栽で日常にちょっぴり彩りを添えてみてはいかがでしょうか。

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